間取りの決め方は?

「本当に良い家は、三回家を建ててみないと分からない」というくらい、住む人が本当に満足できる家を建てるのは難しいものです。

予算が無限にあれば、いくらでも良い家が建てられるかもしれません。でも実際は予算の関係で細かいところまでこだわれないことや、妥協しなければならないことが出てきてしまうという人が多いというのが現実です。建売物件などを購入した人も、「多少妥協した」という人が多かったです。

でもそれではもったいない!一回で大満足の家を建てるために。じっくりと妥協せずに自分の理想の家を形にしていきませんか?

家づくりで大切なのは「間取り」。住みやすさに大きく影響する部分です。ここでは、実際に暮らしている人の間取りに対する反応をまとめています。

間取り決めの成功例

対面キッチンは使い勝手バツグン

料理中や片付けのときに会話を楽しめるように対面キッチンを依頼しました。作業をしやすいようにスペースを広くとり、冷蔵庫や電子レンジの設置位置も工夫。おかげで使い勝手バツグンです!それにバーカウンターのような雰囲気がおしゃれで気に入っています。

大きめのアイランドキッチンにしました。キッチンを中心にしたスペースを作りたかったので、ここはダイニング、リビング、と敢えて分けずに、アイランドキッチンをカウンターのようにして、食事やおやつなどを食べられるようにしました。(くつろぐスペースでも食事をしたりもできるようにしておきました。)

これが大正解で、忙しい朝は、キッチンで料理を作ってすぐにカウンターでサッと食べられます。子どもが学校から帰ってきてからは、キッチンのテーブルでおやつを食べたり、宿題もします。夕食を作りながらすぐ近くで話ができるので、とても便利です。宿題も料理しながら見てあげることもできます。高級感があって、スタイリッシュなデザインのアイランドキッチンで、汚れもつきにくいです。誰に見られても大丈夫なように、すっきりと収納できる棚や一見どこにあるか分からないゴミ箱など、壁面を有効活用して作ってもらいました。

ママ友がちょっと遊びに来たときなどには、サッとコーヒーを入れて、カウンターで飲んだりしています。ママ友にも大好評。「この発想はなかった!なんか良いね、洒落たカフェバーのカウンターみたい。」といってくれました。
ここが家の中で一番のお気に入りです!全部こだわるのは難しくても、「ここだけは!」というこだわりのポイントが一つでもあることで、もっと家に愛着を持つことができると思います。

洋室と和室でメリハリ空間を演出

完全に独立した和室を設けたかったのですが、スペースの関係でリビングの隣に畳間を作ることに。最初は使い勝手が不安でしたが、住んでみると意外と便利で驚きました。和室のふすまを閉めきれば、夏はエアコンの効きが良いですし、冬はコタツが置けるのでどの季節でも快適に過ごせています。ふすまを開放すれば、リビングと繋がって広々とした空間が作れるのも◎。

リビングの端の一角を敢えて一段高くし、琉球畳でモダンな雰囲気の和スペースを作りました。一段高くしたのは、空間にメリハリがついて見栄えが良かったのと、その一段分のスペースを収納にしたかったからです。

畳の下がすっかり収納になっていて、ホットカーペットやこたつなどシーズンにしか使わないものや、普段見ない大切な書類などを入れています。手前側の引き出しには良く見る通販や化粧品会社からの雑誌などをポンと入れています。とてもすっきり、広々見えて生活感を見せない。でも実はしっかり収納できている。とても気に入っています。

ウォークインクローゼットは作るべき

寝室に大きな収納を作りたくなかったので、ウォークインクローゼットを作りました。浴室やキッチンからの導線を考えて作ったので、とても快適に使えています。お風呂上りに着替える場所として使えますし、乾燥機を使って洗濯物を乾かした後はそのまま畳んで片付けられるので便利です。

玄関収納で収納上手に

子ども用の自転車やベビーカーを収納するために玄関にスペースを確保しました。前もって収納するものを決めており入り口を広く設計したので、出し入れが快適。自転車やベビーカーをスッキリ収納できますし、野ざらしにしなくて済むので長く使っていても劣化せずきれいなままでうれしいです。

家事動線を考えた家

家を建てるにあたって、どうしても実現したかったのは、「家事スペースをまとめる事」でした。キッチン奥に収納部屋があり、そのとなりにアイロンがけや裁縫などの作業スペースを設け、そこに洗濯物を室内干しできるようにしました。掃除道具などの収納もここに作りました。

そして、そのとなりがお風呂になっていて、通り抜けられるようにしました。キッチンとお風呂の間に「家事の作業スペース」を作ったんです。ここはバックルームというか、来客などの時には見えない「家事部屋」という感じにしたかったのです。料理や台所での片付けなどと、洗濯が効率よく進められます。

生活感がある掃除道具や洗濯物などもダイニングやリビングからは見えないので、とても気に入っています。フルタイムで働いているので、洗濯は夜に家の中に干します。それも想定して最初から作りました。

家事スペースが家中のあちこちに散らばっていると、なんとなく家が散らかってしまいます。例えば、これまではずっと、たためない洗濯物の山を部屋のベッドの上に置いたり、掃除機やモップが廊下に置いたり、アイロン台をリビングに置いたりしていました。

でも、家事スペースをまとめた事で、家のあちこちに散らばる事もなくなりました。忙しいからこそ、家事にかける時間を最小限に、散らからない家づくりを目指しました。大成功だったと思います。

リビングを工夫した

広々した明るいリビングが夢でした。リビングの一部を吹き抜けにして、窓からの光が差し込むようにしました。そのリビングから階段をつけて開放的な作りにしました。子どもが大きくなっても、リビングを通って自室に行けるようにしておけば顔が見えて安心かな?という思いもあります。

室内洗濯機スペースで洗う・干す・しまうが一元化

洗濯物千し場を外にしようか室内にしようか考えていたのですが、雨の日のことを考えて室内に洗濯物干し場がないのは不安だと思い、中に設置しました。

また、住宅が密集していて周りの住民の目や不審者も増えているので、プライバシーも考えて室内で洗濯機を洗う・干す・しまうが一元化したところ、とても楽になりました。

洗濯物といえば、外で気持ち良く干したいというのがあったのですが、以前に住んでいたマンションも景観のため、外干しが禁止されていました。そこで慣れてはいたので、今回も都心で住宅が密集していたところなので、部屋干しができるように間取りを作ったところ、とても楽でした。気候に関係なく洗濯ができるので、洗濯物も溜まることなく快適です。

私たちは夫婦で共働きなので、洗濯物を出勤前に干すのをついつい忘れてしまいます。なので、夜でも洗濯物を干せるのは、とても楽です。洗濯物を洗う・干す・畳むというのが、一元化されると家事動線が短くなり、非常に楽になりました。

以前は、室内洗濯機置場はあったのですが、干すところはリビングなどだったのではっきり言って目障りでした。なので、洗濯物干し場を設けることで、視覚的にもいいですし、スペースもコンパクトになりました。また、収納も同じスペースに一元化することで、洗濯物を持って移動するムダがなくなったので大変便利になりました。

子供部屋へ動線をオープンにして、明るい家庭に

2階に子供部屋を作ったのですが、玄関から階段へ直通にするのか、リビングを経由して子供部屋に行くのかどうか迷っていました。でも子供が思春期に入る頃なので、非行や引きこもりが心配だったので、子供の行動がわかるように動線を組みました。子供とコミュニケーションもとれるようになったので、楽しく会話ができています。

子供との関係は良好にしたかったですし、放任主義で子供部屋も自分の部屋のように、玄関から部屋への階段の動線をストレートにするべきなのか、リビングなどを経由して自分の部屋に行くべきなのか、わからなかったです。

子供にとって親がウザがられるか、仲良くする方が、子供がすくすく育つのか、考えましたが、結果的に子供が玄関から帰ってくると、リビングで私が家事などをしているところで挨拶やたわいのない会話をすることもあって、家庭が楽しい雰囲気になりました。また今度、子供が大きくなってからも楽しくいければいいと思います。

二軍食品を断捨離!キッチンがコンパクトに

料理が好きで、凝った調味料や保存食品、たまに使う調理器具などがたくさんありました。捨てるのはもったいない、かといってそのままキッチンにあると収納スペースで場所を取ってしまうのでどうしようか考えていました。

そこで別に食料庫じゃないですけどキッチンの隣に収納スペースを設けたところ、キッチン本体がコンパクトになり、動線がスムーズになりました。

キッチンは快適に使いたいというのが、住宅を作るにあったって第一条件でした。前に住んでいたのはアパートだったので収納が多くパンパンになり、探す時間がかかり、しまって出すのが毎回大変でした。

ナツメグやコリアンダーなどのたまに使う調味料や、パスタトングやラーメンの湯切り機など、主要ではない器具が多くて苦労していたところ、収納を別に作ったので、キッチンがコンパクトで、調理器具を探すのも楽になりました。キッチンコンロとシンク周り、収納棚の動線が短くなり、家事の時間も少なくなりました。必要な時に収納庫に行くので、探す時間より動線も気にならなく、何より片づけが楽になって、別にして大成功でした。

ゴミ出しを勝手口からにして楽々!

外のごみ捨て場に行くのに、玄関までの動線が長いと嫌だなーと思っていました。何かいい方法はないかなと思っていたら、キッチンの勝手口からごみ捨て場の動線を作りました。ゴミが溜まったら、すぐ捨てる習慣ができたの、ゴミがたまらなくなりました。

以前は、ゴミをキッチンから玄関まで運ぶのが大変でした。動線も長く、玄関からごみ捨て場も遠かったので、勝手口を作ることで、動線も短くなり、ゴミをこまめに捨てるようになりました。前はゴミが溜まりがちでキッチンも不衛生だったので、今ではキッチンが清潔に保たれ、ゴミを捨てに行くのが楽しみまではいかないですが、気分転換になり、よかったです。

間取り決めの失敗例

収納の位置をしっかり決めておくべきだった

とりあえず、大きな納戸を作ったのですが、床以外はデッドスペースになってしまいました。収納するものを決めて、それに合わせて棚を作れば使いやすかったかもしれません。今後、リフォームして使い勝手の良い納戸にしたいです。

階段下にパントリー(食品などを収納するスペース)を作りました。階段下で、高さがなく、階段の凸凹がそのまま形になっているところです。棚などをしっかり作ればよかったのですが、予算の関係でスペースだけにしてしまいました。雛人形やクリスマスツリーなどのダンボール箱を奥から詰めているのですが、やはり出し入れしにくく、掃除も行き届かず、結局物置小屋のようになってしまいました。

パントリーの入り口付近に大まかに棚だけ作りました。これもやはり中途半端で、収納ボックスやカゴなどを並べて、常温保存できる食材や調味料などを入れていましたが、買ったことを忘れてしまいこんでしまい、賞味期限が切れてしまうということがよくあります。収納スペースを生かすって、それだけでも時間をかけて考えないとダメなんだなと思いました。

キッチンをもっと広くすればよかった

1人で料理することを考えてキッチンの間取りを決めたので、2人以上キッチンにいると狭すぎる…。すれ違うたびにぶつかります。もうちょっと広くするだけで解決できる範囲なのですが、作った後では変更できません。もうちょっと広いキッチンを作るべきだったと思います。

子どもが小さいため、リビングを見やすいようにとオープンに作ったキッチンだったのですが、オープン過ぎるのも考えものでした。どこからでも見えてしまうので、忙しくてキッチンが片付いていないときやガス台の汚れなどに至るまで、玄関から入ってすぐ、リビングのドアを開けると見えてしまいます。

「見せたくないものは効果的に隠しながらもオープンなキッチン」というのがよかったなぁ、と後悔しています。おしゃれなカフェっぽい雰囲気するのもよかったな、とか。「家を建てる」というよりも、もっと細かいところまでテーマを決めて作っていくという感じで、丁寧に時間をかけて間取りやテーマ、形状などを考えればよかったと思いました。

お風呂の位置を考えれば良かった

間取りを考えてはいたのですが、1階にキッチン、トイレ、リビングとダイニング、和室と置いたら、スペースの問題でお風呂と家族それぞれの部屋、書斎は2階ということになりました。

子どもが小さいときは家族皆で寝たりしていたのですが、それぞれの部屋を使うようになるとお風呂の隣りの娘からはお風呂でのシャワーの音やドライヤーの音などが丸聞こえで、生活リズムが違う家族がいると何かと不便という状況に。書斎でのパソコンのタイプ音なども気になるなど、それぞれの部屋の近くには、音が出るような場所を配置しなければ良かったと思います。

キッチンとお風呂など、水回りを同じ階にすれば料理や洗濯などが全部同じ階でできてしまうので、便利だっただろうなと思います。

脱衣スペースをもう少し広く取れば良かったと思っています。脱衣スペースに大きな洗濯機と、洗面スペースに収納棚などがあるのですが、狭いので圧迫感があります。できれば脱衣スペースにお風呂上りに少し休めるようなベンチなどを置けると良かったのに、などと思ったりもします。

1人目の子どもが2歳のときに建てた家だったのですが、その後2人目も生まれ、それぞれ子どもが中学生や高校生くらいにまで成長してからは、やはり狭いと感じます。プライバシーの問題も出てきます。どうしても家を建てるときには想定しきれないということもありますが、できるだけさまざまな家族の変化を想定して家を建てた方が良いなと思います。

収納を作りすぎて ムダが増えた

家事動線を短く、すっきりさせて見栄えをよくしたいと考えすぎてしまっていたので、収納を多く作りました。そうしたところ、どの収納に何があるのかわからなくなって、逆に探す時間が増えてしまいました。

そして、収納のせいで空間が狭くなってしまい、家が迷路のように収納庫やスペースが無駄に増えてしまいました。

確かに、収納があるのは便利なのですが、何でもかんでも増やすのは良くなかったです。収納棚や収納庫を設けるスベースをたくさん作ってしまったため、本体のリビングがキッチンのスペースが少なくなってしまい、圧迫されたつくりになってしまいました。

間仕切りが増えてしまったので、リビングとキッチンのオープンなスペースがなくなってしまい、さらに狭い印象を与えてしまいました。なんでも収納スペースを増やすのも良くないと今となっては思っています。

洗濯物干し場が2階で 洗濯が億劫に

田舎育ちだったので、洗濯物は外で干すのが当たり前だと思っていました。

部屋の設計の際に、部屋干しも提案されましたが、断って部屋で干すことにしました。やってみたら結構めんどうくさくて後悔しています。

以前は1階にベランダがあったので、楽だったのですが、2階となると階段の上り下りに加え、洗濯物の持ち運びも家族分あるので、何往復もしないといけなく、布団を干す時はかなりの重労働で、布団を干す回数も減ってしまいました。

それに加え、住宅密集地だったので、洗濯物を外に干しているのはウチだけで、かなり目立ちます。近所の人の目もあるので、かなり干し辛いです。女性物などは特に干しにくくて、せめて目隠しやベランダの下の方で干せるようにしておけばよかったなと悔やんでいます。田舎だったらいいのですが、都会は今や部屋干しが主流、景観的にも外干しが自粛されつつあるので、私の考えが凝り固まりすぎていました。

団欒しているリビングに 来客が通ってしまい

玄関から階段に直通だと、子供などが自分の子供部屋に篭って引きこもりになってしまうという危険があるので、リビングを経由して階段を上るように、階段を部屋の共有部分におきました。

これだと、リビングでくつろいでいるのが来客から丸見えで、子供も友達が呼びづらく、プライバシーも大事なんだなーって勉強しました。

家にはリビングのような共有空間と寝室のような個別空間を分けないといけないというのを後で知りました。南国やリゾート地ならいいのかもしれませんが、ここは日本ですし、他人の目は常に意識しないといけません。

親しき中にも礼儀ありじゃないですけど、ゲスト用の空間と、家族のプライバシー空間は別と考えないといけないですね。風呂上がりに薄着でいる時やビールを飲んでダラダラしているところを来客に見られるのは恥ずかしいです。常に緊張状態にいないといけないですし、割り切って階段や廊下などは空間で区切って見えないようにした方がいいと思いました。

   

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