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家の第一印象は中に入る前、外観を見た時に決まります。ここでは外観でセンス良く個性を発揮した施工例を紹介。それぞれに与える印象が異なるので、画像やデザインの特徴をチェックしながら、理想の外観について考える参考にしてください。
L字型の敷地にウッドベースのブラウンとダークブルー・アイボリーの3色をバランス良く配置した施工例。三角屋根を大きくとる遊び心が、見る人に心に鮮烈な印象を与えます。
多くの住宅で多用される引き出窓を普通よりも大きくすることで、スタイリッシュな雰囲気に。
その他にもサイズ感の異なる小さな窓をあえてアンバランスに配置することで、帰宅時にぼんやりとした明かりが窓からこぼれるのを遠くから眺めた瞬間に、中で待っている家族の温かみを感じることができます。
白亜を彷彿とさせる白い壁に、直線的なブラウンを取り入れた清潔感のある外観。
表から見える面にはスクエアの窓がバランスよく4つ配置されており、三角屋根と合わせてメルヘンな印象をかもし出します。
滑らかな手触りをイメージさせる落ち着いた色合いが外観の大半を占める中、アクセントとして岩肌のような素材も使用してセンスの良いトゥーマッチさを演出。
周囲の建物とデザインでけんかすることのない好感度の高さも、特徴のひとつでしょう。
カントリー調の外壁と、大胆に取られた大きな窓が印象的な外観。家の中のオレンジ色の光は、表から見た時に外壁とレンガ風の赤茶色と相性が良く、映画のワンシーンを切り取ったかのようなフォトジェニックな景色に彩られます。
敷地を効率的に使った庭に植えた植物の緑も、外壁の色合いとマッチ。煙突やライトのフォルムが愛らしく、家全体のムードを盛り上げています。
一つひとつの要素がかみ合うことで異国情緒を感じさせる、ロマンチックなデザインです。
通りから見える外観だと、左下に玄関があるだけでまったく窓のない不思議な建物に見えます。非常にシンプルでミニチュアのような感じさえするこだわりよう。
もちろんまったく窓がないということはなく、家の側面には大きな窓もベランダもあります。また、天窓もあるので家の中は太陽光が差し込むとても明るい室内になっています。
シンプルな家は多いですが、ここまで何もない外観は珍しいのではないでしょうか。シンプルすぎてインパクトが大きく、逆に目を引いてしまいそうですね。
窓のない外観はプライバシー重視のためだけではなく、丘の上に立っていて斜面地であることから、西日を遮る目的もあるほか、地域の景観を損なわないためという理由もあるのです。
べランで布団や洗濯ものを干すことによって景観を損なうことを気にされる方は、こんなシンプルな外観はいかがでしょうか。
子供の頃に落書きする家と言えば、とんがり屋根に煙突のある北欧にあるようなおしゃれな家。ただ、日本では煙突のある家はほとんど見かけないのが現状ですが、最近では自分で薪ストーブを炊くお宅も増えてきていて、子供の頃に描いたような煙突の家を作るのも夢ではなくなってきています。
薪ストーブは、効率的に家の中を温めてくれるだけではなく、外観にも影響を与えるもので、煙突からもくもくと煙が出てくるのはまるで絵本の中のような光景。
煙突のある家と言えばレンガ調が思い浮かびますが、こちらはログハウスのような木目と和風に近い屋根瓦が特徴的で、異種素材の組み合わせが個性を感じさせてくれます。
一見すると教会か北欧のペンションのような特徴的な外観は、よく見るとシンプルでとても機能的。窓が多めですが、外から中が見えないような配慮がなされていて、採光や風通しに便利な形状になっています。
また、表通りからはすぐ見えない側面に玄関とベランダがあるのもプライバシー重視に役立っています。
玄関がタイル張りで重厚感のある木製扉、装飾もアイアンでヨーロッパ風です。
内装はシェードやアイアンを用いた装飾がおしゃれですが、外から見える外観はとってもシンプルで、道行く人の好奇心を掻き立てるようなミステリアスな府に気さえ醸し出しています。
明るい白い壁とカラフルな屋根瓦、美しい三角屋根がポイントの南欧風の外観。
フルオープンの掃き出し窓も開放的で、あたたかい沿岸にありそうなリゾート感があります。木製の囲いを設置しているので、外からの目隠しにもなりますし屋根の色とマッチングしたカラーが統一感を生み出しています。
大きくて明るい色の木製の扉や、窓のアイアン飾り、小さい正方形の明り取り窓などもシンプルながら家のアクセントとして彩を添えてくれます。
また、特に目を引くのが屋根近くに設置された丸窓。これは施工主が保有するステンドガラスを窓にはめ込んだもので、デザイン性もさることながら、家の中では吹き抜け部分にあたる窓から日差しが差し込んで非常に明るい室内となっていて機能性も優れています。
L字型の大きな家は二世帯住宅で、日当たりやプライバシーなどを重視した形状になっています。
独特な色合いの外壁は、カラフルながらも派手になりすぎず、シックでモダンな雰囲気を醸し出してくれます。
用途に合わせて作られたさまざまな形状の窓や複雑な設計によって、ほかには2つとない個性的な外観となっています。
ブルーの外壁に白い窓枠が映える北米風の外観。ウッドデッキや玄関までの木製の階段などにも明るいブラウンカラーが用いられて、全体的に陽気な雰囲気で北米の街並みをほうふつとさせます。
窓はアメリカンハウスによくある引き上げ窓で、日本風の引き違い窓と違い、小さいながらもおしゃれで存在感があります。雨どいも窓枠と同じ白で統一されていてバランスを損なうこともありませんし、落ち着いた色味の屋根もカントリーな雰囲気。
一面に配されたベランダは広々としていて目隠し効果もあるので、外を眺めながら一息つくのにぴったり。こんなおうちが近所に合ったら通るたびに眺めてしまいそうですね。
シックなダークブラウンの外壁で整えられた和洋折衷のモダンな平屋建て。平屋とはいえ吹き抜けのようになっていて、高い位置にある窓から日が差し込んでくるのでとても解放感のあるつくりになっています。
設置された暖炉からつながる煙突は、機能性だけでなく外観にもアクセントを与えてくれるもの。
平屋だからこそ、ダークな色合いでも圧迫感を与えずに、街並みに溶け込むことができるのでしょう。広いウッドデッキと共に、別荘のような特別感があり注目を浴びること必至!
レンガを張り巡らされた外観の家は、英国出身の施主が作ったまさに「英国風の家」。落ち着いた色合いのレンガに長方形の窓は頑健さを感じさせ、安定感があってかっちりとした英国紳士が登場しそうな雰囲気があります。
1階と2階の同じ位置に並ぶ窓は、伝統や歴史を重んじるイギリスの重厚感そのもので、日本の住宅街ではひときわ目を引く存在となっています。
家の外観には珍しいラズベリーのような赤紫色を採用したおうちです。珍しい色合いでも、形状がシンプルなので奇抜な印象はなく、こんな外観にしてみたいと思えてきます。
色が珍しいので、訪ねてくる知人に「こんな色の家だよ」と伝えておけば、迷うことなくたどり着けるかもしれませんね。
好きな色が決まっていて、なかなか外観にはないビビッドなカラーであったとしても、思い切って採用してみたら、ほかの家にはない個性的でお気に入りの外観になるのではないでしょうか。
家の外観やカラーに迷ったら、複数の模様や色を組み合わせるのもいいでしょう。その場合、ベランダだけ異なる柄にしたり、1階と2階で色を分けたりするのが一般的です。
この家は、1階と2階、ベランダ部分でパターン分けをしたほか、三角屋根の部分の色合いも変えてカラフルでユニークな外観になっています。
1色のみの家と比べて非常に鮮やかで遊び心があり、毎日家を見るたびにほほえんでしまいそうな愛着がわいてきてしまいますね。飽きっぽい人や優柔不断な人、試したみたい外観がたくさんある人など、こんな大胆なデザインに挑戦してみるのはいかがでしょうか。
茅ヶ崎に注文住宅を建てたいと考えている人におすすめの工務店を紹介。今回ご紹介している3社は、ビルトインガレージやリフォームにも対応ができて、受賞歴もある工務店。要望をしっかりと汲み取って、理想の家を提案してくれます。趣味や家族のライフスタイルを大切にしたいと考えている方はぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。(2021年7月調査)