注文住宅の防犯対策について

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空き巣などの住宅を対象にした侵入犯罪は、平成16年以降減少しているものの、令和2年の段階でも全国で21,030件の侵入犯罪が発生しています。あくまで全国の件数とはいえ、決して他人事と言える数値ではありません。空き巣被害を防ぐためにも、住まいでの防犯対策が求められます。

参照元:住まいる110番-データで見る侵入犯罪の脅威(https://www.npa.go.jp/safetylife/seianki26/theme_a/a_b_1.html)

ここでは、空き巣に入られやすい住まいの特徴や、注文住宅を建てる段階から行うべき防犯対策について解説します。

空き巣に狙われやすい家の特徴

空き巣はどのような家にでも侵入するわけではありません。空き巣に狙われやすい住宅は、以下で挙げる3つの特徴があります。

人通りが少ない場所に建っている

人通りが少ない場所に建っている住宅は注意が必要です。空き巣は窓を割ったり、ドアをこじ開けたりして住宅内へ侵入しますが、数分の時間を要します。その間に人に見つかってしまうと通報されるおそれがあるため、極力人目を避けなくてはいけません。そのため、空き巣にとって人通りの少ない場所は好都合で、犯行しやすいのです。

注文住宅を建てる際は、周囲の人通りが少ない立地を避けるか、防犯を考慮した設備を取り入れましょう。

死角が多い

死角が多い住宅も空き巣のターゲットになる傾向があります。空き巣は防犯カメラがなく、かつ外から見て死角になる場所を選んで移動・侵入を行います。

例えば、以下のような場所は死角となりやすいので注意が必要です。

参照元:住まいる110番-防犯住宅づくり Before / After(https://www.npa.go.jp/safetylife/seianki26/theme_c/c_a_1.html)

もし高い塀をつくりたい、庭に木をたくさん植えたいという方は、防犯カメラやセンサーライトの設置を検討してみましょう。空き巣に対する抑止力となります。

深夜の時間帯によく家をあける

夜間・深夜によく家をあける方も注意しましょう。先述のとおり、空き巣は人目を避けて犯行に及びます。深夜は多くの人が就寝しており、人通りも少ないことから、空き巣にとっては行動しやすい時間帯といえます。

深夜に外出する際は、必ず玄関の鍵をかけるのはもちろん、窓も施錠されているか確認する習慣を付けておきましょう。

住宅を建てる際にやっておきたい防犯対策

空き巣のリスクを少しでも減らすためには、しっかりとした防犯対策が必要です。後から追加工事を行うのも手間がかかるため、注文住宅を建てる段階から対策しておきましょう。

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防犯ガラスを設置する

空き巣は窓ガラスを割って侵入するパターンが多いため、防犯ガラスの導入がおすすめです。防犯ガラスは複層構造になっており、一般的なガラスに比べて割れにくくなっています。ただし、費用がかさみますので、気になる方は防犯フィルムも検討してみましょう。

窓辺に小物を複数飾る

窓辺に小物をいくつか飾ることも防犯対策になります。空き巣がその窓から侵入した際、小物が落ちたり、倒れたりして音が出ることがあります。空き巣は音を嫌がりますので、塀などで外から見えにくい場所、死角になっている場所付近の窓辺は、音が出そうな小物を飾っておくとよいでしょう。

窓に二重鍵を設置する

窓に補助鍵を設置し、二重にするのもおすすめです。防犯効果が高まるため、侵入されそうな場所の窓は原則鍵を二つにしておきましょう。

空き巣は侵入に5分以上かかると7割近くが諦めるといいます。鍵を二重にすると、室内に入り込むまでの時間を稼ぐことができます。空き巣が侵入を諦める可能性も高めるため、防犯に効果的です。

参照元:住まいる110番-侵入者プロファイリング〜心理と行動3(https://www.npa.go.jp/safetylife/seianki26/theme_a/a_e_3.html)

なお、窓に設置する補助鍵はおもに3種類あります。

サッシ部分に設置するパターン

サッシに設置するタイプは、窓を開けようとするとサッシに引っかる構造の補助鍵。穴開けや特別な工事は不要で、サッシの枠に粘着テープなどを用いて貼り付けます。比較的簡単に取付できることがメリットとなっています。

レール(水返し部分)に設置するパターン

レール(水返し)に設置するタイプは、サッシと同じく後付が可能な補助鍵です。レールを挟み込んで取り付ける製品が多いため、粘着テープの跡が残る心配がありません。もし取り付け場所を変えたい時でも、簡単に取り外しすることができます。

クレセント錠を保護するパターン

クレセント錠とは、屋内側に取り付けられている窓の鍵のこと。三日月状に見えることからそう呼ばれています。

クレセント錠を保護するタイプの補助鍵は、クレセント錠自体を覆って窓を開けられなくするものや、ダイヤルロックが付いたもの、ブザーが付いたものまで多種多様。バリエーションが豊富なため、どれがいいか悩んだ時は注文住宅会社に相談してみましょう。

玄関補助錠を取り付ける

窓と同様に、玄関も補助鍵を設置しておきましょう。空き巣は必ずしも窓から侵入するとは限りません。玄関が死角になっている場合など、環境によっては玄関から侵入されるおそれもあります。万が一に備え、玄関も鍵を二重にしておきましょう。

玄関に装着する補助鍵は、次の3タイプに分類できます。

外付けタイプ

外付けタイプは、玄関の屋外側に取り付けするタイプの鍵です。外から二重鍵であることが分かるため、空き巣に防犯対策を行っているとアピールできます。

ただし、施錠・解錠ができるのは外側からのみ。子どもに施錠されてしまうなど、外から鍵をかけられた場合、家から出られなくなる可能性もあります。取付の可否は慎重に判断しましょう。

内付けタイプ

内付けタイプは、屋内側に設置する補助鍵。ドアに開けた穴から道具を入れて解錠を試みる、いわゆるサムターン回し対策に効果的とされています。外付けタイプとは違い、補助鍵を設置していることが屋外からは判別できないのが特徴です。

内付けタイプの補助鍵は、粘着テープで貼り付けるものや専用の金具で挟み込むものなど、製品によって取り付け方法が異なります。

面付けタイプ

面付タイプは、ドアに固定するタイプの補助鍵です。設置する際は穴をあける必要がありますが、しっかりと固定できるため、防犯性能は高くなっています。注文住宅を建てる際に取り付けておけば、後から工事をする手間を省けます。

防犯砂利をまく

敷地内に防犯砂利をまくのもおすすめです。

防犯砂利は、一般的な砂利に比べて粒が大きめで、踏むと大きな音を発するのが特徴。空き巣は音を嫌うため、効果的な防犯対策といえます。

しかし、製品によってはガラスを使用しています。サンダルなどで歩く際は、怪我をしないように注意しましょう。

屋外用センサーライトを設置する

屋外用のセンサーライトの設置も効果的です。明るくなることで、空き巣が侵入しづらい環境を作るだけでなく、近隣住民が不審者に気付いてくれる可能性があります。

製品によっては、防犯カメラが一体化していたり、人を検知した際にスマホへ通知する機能が付いていたりすることも。防犯性を重視する方は、機能もしっかりチェックして選びましょう。

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